栄養学

良い油と悪い油ってなに?

良い油と悪い油ってなに?

この記事は5分で読む事が出来ます。この記事を読む事で『油』の種類を見分ける事が出来るようになり美容、ダイエットに役立つ油の使い方を学ぶ事が出来ます。

油が良いと言われても脂質はカロリーが高くて、言葉も難しいし、結局何を摂ったら良いの?と思ったことはありませんか?

本記事では『良い油』『悪い油』を簡単に見極める方法をお伝えします。

〜自然の油と加工された油?〜

オリーブオイル、ごま油、紅花油、ひまわり油などこれらは自然界から抽出された油です。
では加工油はどんなものかと言うと、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、精製ラード、加工製植物油脂が加工油で香りを消してどんな料理にも合って、マーガリンはバターよりもヘルシーだと一時期推奨されて、ショートニングは揚げ物がサクッと食感が良く揚がります。

加工のおかげで植物油の賞味期限も長期間のびる事によって食品業界にも広がるようになりました。

〜加工油の問題〜

料理も美味しくする加工油は便利だと思いますがデメリットがあります。トランス脂肪酸と言って加工油を作る際に熱を加えたり、特別な液体で圧力をかけると発生します。
別名では『狂った油』『食べるプラスチック』と言われる恐ろしい油です。

摂り続けると血液中の悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減って心臓病に罹る確率が高まります。肥満、アレルギー、子宮内膜症、不妊症など様々な病気を引き起こす事がわかっています。

スーパーの揚げ物、惣菜、コンビニスイーツ、スナック菓子やパンの多くは加工油が使われていてトランス脂肪酸を知らないうちに摂取しているので注意しましょう。

〜動物性の食事は悪いの?〜

動物性のお肉など控えてコレステロール値を気を付けましょう。
と聞いた事は無いでしょうか?

この『コレステロール』は悪だと言うイメージがありますがそんなことはありません。

コレステロールとは、体内に含まれる成分で細胞膜を形成するために必要な要素で人が生きていくために欠かせない『脂質』の1つです。
細胞内にウイルスが侵入するのを防ぎ、強い細胞膜を作って免疫力をアップさせたり、男性っぽさや女性らしい体型を作ります。

〜なるべく避けたい油〜

□植物油

植物油を加熱すると、体内で毒となる酸化した成分が発生します。植物油、植物油脂と表記されています。

□トランス脂肪酸

以前より家庭で使用される所は減りましたが、未だにパンにマーガリンを塗って販売しているお店もあります。ニューヨーク市やアジア各国ではトランス脂肪酸の制限をかけられている程、危険な食べ物です。

□グレープシードオイル

ヘルシーに思われがちな油ですが、グレープシードオイルは種から取れる油が少ししか無く、絞り出す為に必ず化学的処理を行わなければならないのでアンヘルシーな油と言えます。

□大豆油

大豆油も健康そうに見える油ですが避けたほうがいい油です。大豆自体が多くの農薬を使われている可能性が高いのと参加が早く、人類が食べて身体にどのように影響が起こるのか食歴が少ないことから避けられています。違った形で利用出来るので次回の記事で書かせて頂きます。

□キャノーラ油

学校の給食や外食産業で1番使われているのがキャノーラ油。ほとんどのキャノーラ油が加工段階でトランス脂肪酸を発生させて居るので避けましょう。

〜終わりに〜

いかがだったでしょうか?油にも様々な種類があり今回は人の手が加わる程『悪い油』になるのがわかったと思います。

次回は『良い油』についてお伝えさせて頂きます。

Health Coach 堀越竜馬